幸福な時間の成分
5時間17分の長さを誇る『ハッピーアワー』は、そのタイトルを裏切ることなく、まさしく幸福にみなぎった時間を提供してくれた。鑑賞前の緊張と不安から、劇場を出た時の外気の寒さや体内の熱気までが、鑑賞中の興奮を外側から包み込ん…
5時間17分の長さを誇る『ハッピーアワー』は、そのタイトルを裏切ることなく、まさしく幸福にみなぎった時間を提供してくれた。鑑賞前の緊張と不安から、劇場を出た時の外気の寒さや体内の熱気までが、鑑賞中の興奮を外側から包み込ん…
ツイッターを触っている人たちの中には、近頃、 『SUSHI食べたい』 とコメントする、異様な人々を眼にしたことがあるのではないだろうか。実際 『SUSHI食べたい』 と検索すると、異様な数の結果が現れ、その熱気も伝わって…
――だが一九六八年春のある午後のこと、社会がスクリーンになだれ込んできた 『ドリーマーズ』(2003) レオス・カラックスは「ゴダールの再来」なのか 一九八四年、レオス・カラックスによる長篇処女作『ボーイ・ミーツ・ガー…