「即興音楽」の諸相――ジャンル、イデオロギー、美学、方法論、情況論、原理論に向けて:『ヱクリヲ vol.7』「音楽批評のオルタナティヴ」
「即興音楽」あるいは「インプロヴァイズド・ミュージック」と人が口にするとき、果たしてそれは具体的に何を指し示してそのように呼んでいると言えるのか。曖昧なまま言葉だけが先行して流通し、決して合意や相互理解に至ることのない自…
「即興音楽」あるいは「インプロヴァイズド・ミュージック」と人が口にするとき、果たしてそれは具体的に何を指し示してそのように呼んでいると言えるのか。曖昧なまま言葉だけが先行して流通し、決して合意や相互理解に至ることのない自…
国際的に活躍する映像作家・芸術家で、音楽家とのコラボレーション経験も豊富な牧野貴。同じく国際的なネットワークを持つ映画音楽の作り手であり、近年自身も映画も手掛けた渡邊琢磨。共演歴がある二人の語る映像音響の現在地とは? …
『エクリヲ vol.11』「ミュージック×ヴィデオ」特集に掲載された「MVエフェクティズム」では、ミュージックビデオで用いられる38つの技法をピックアップし、関連する作品を取り上げ解説している。MVは他の映像表現よりも、…
『エクリヲ vol.11』「ミュージック×ヴィデオ」特集に掲載された「MVエフェクティズム」では、ミュージックビデオで用いられる38つの技法をピックアップし、関連する作品を取り上げ解説している。MVは他の映像表現よりも、…
古楽をバックグラウンドに持ちながら、アメリカ実験音楽のピアノ演奏の刷新に挑戦し、聴衆に大きなインパクトを与えた横山博。70分以上の大曲にしてモートン・フェルドマン後期の傑作《バニータ・マーカスのために》の実演と、ジョン…
2013年にヴォーカル・アンサンブルRoomful of Teeth作品でピューリッツァー賞を最年少で受賞。グラミー賞も受賞し、カニエ・ウェスト作品にも参加するなど、作曲家/歌手/ヴァイオリニストとして八面六臂の活躍を…
Date: 2019 June 10th By Skpe Interviewer: Joe Onishi ーーLet’s start from North Carolina, where you were born …
聞き手・構成・翻訳/大西常雨 2019年6月10日 Skypeにて 創造的な音楽の中心として、知る人ぞ知る存在のニューアムステルダム・レコード。今年になって名門の老舗レーベル、ノンサッチと3作品を共同リリースすることが発…
1、 パヴェウ・パブリコウスキの新作『COLD WAR あの歌、2つの心(以下、『コールド・ウォー』)』の「首」にまつわるある奇妙なショットを忘れることができない。本作は終戦直後から60年代にかけてポーランドとパリ、鉄…
Matthew Herbert, The Music: A Novel Through Sound (5 April 2018, Unbound) Matthew Herbertは90年代からDoctor…