大澤聡×杉田俊介 ポストクリティークと現代・日本・批評:『エクリヲ vol.13』「ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために」
※本対談記事は『エクリヲ vol.13』「ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために」から抜粋掲載したものです ――前号の『エクリヲ vol.12』でポストクリティークについての特集を組みました。現代において批判/批…
※本対談記事は『エクリヲ vol.13』「ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために」から抜粋掲載したものです ――前号の『エクリヲ vol.12』でポストクリティークについての特集を組みました。現代において批判/批…
医療人類学者の北中淳子氏によると、現代はいわゆる「うつ病」の三度目の流行期だという。近代以降、この病を語る言説はそのあいまいな相貌を多種多様に変化させ続けてきた。かつては芸術家や知識人が罹る特権的な病とされていた「鬱」は…
【新刊のお知らせ】2021年、4月5日(月)以降、『エクリヲ vol.13』特集Ⅰ「鬱の時代へ――失調と回復の哲学」 特集Ⅱ「ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために」号を、お取り扱い頂く書店・映画館・美術館と通販…
「即興音楽」あるいは「インプロヴァイズド・ミュージック」と人が口にするとき、果たしてそれは具体的に何を指し示してそのように呼んでいると言えるのか。曖昧なまま言葉だけが先行して流通し、決して合意や相互理解に至ることのない自…
見かけを疑い、隠された真実を暴き出すこと。「中立」や「自然」や「普通」などなく、実際には特定のイデオロギーや世界観に基づいたものであると気づくこと。ばらばらに存在しているかに見える事象を、その背後にある体系や構造の次元…
『ヱクリヲvol.10』刊行イベント「一〇年代ポピュラー文化のアニマ」特別寄稿 はじめに バーチャルYouTuberとは何であり、それはどのような魅力を持つのか。「オブジェクト指向VTube…
「食べる」ことの美的感覚 「食べる」ことについて考えれば考えるほど、深い沼の中にはまっていくような気がする。 「食べる」という営みが一種の関数であるとするならば、それは生理、嗜好、環境、その他あらゆる変数によって…