問題を提起する問題作
どこがパンクなのだろう。白井智之著の「人間の顔は食べづらい」を読んですぐ、ふとそんなことを考えてしまう。 20XX年12月31日の日本、謎のウイルスによって動物の肉は食べなくなった。動物の肉の代わりにクローン人間を食…
どこがパンクなのだろう。白井智之著の「人間の顔は食べづらい」を読んですぐ、ふとそんなことを考えてしまう。 20XX年12月31日の日本、謎のウイルスによって動物の肉は食べなくなった。動物の肉の代わりにクローン人間を食…
――だが一九六八年春のある午後のこと、社会がスクリーンになだれ込んできた 『ドリーマーズ』(2003) レオス・カラックスは「ゴダールの再来」なのか 一九八四年、レオス・カラックスによる長篇処女作『ボーイ・ミーツ・ガー…