1.29(火)「写真批評の通路――『ヱクリヲ9』『パンのパン 03』写真特集・〈合同〉刊行イベント」倉石信乃×松房子×きりとりめでる


2019年1月29日(火)19時30分より、三鷹「SCOOL」にて『ヱクリヲvol.9』「写真のメタモルフォーゼ」特集号と、『パンのパン03 たくさんの写真についての論特集号』合同刊行イベントを行います。

日本の写真批評を代表する一人である倉石信乃さん(明治大学理工学部総合文化教室教授)、『ヱクリヲvol.9』にて「Googleマップの無人写真」を寄稿した松房子(ヱクリヲ編集部)、『パンのパン』発行人であり、『インスタグラムと現代視覚文化論 レフ・マノヴィッチのカルチュラル・アナリティクスをめぐって』編集・翻訳でも知られるきりとりめでるさんによるイベントです。

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〈イベント概要〉

2018年11月末、2つの批評誌が写真特集を刊行した。
『ヱクリヲ vol.9』「写真のメタモルフォーゼ」特集号と、『パンのパン03 たくさんの写真についての論特集号』である。

現代において「写真」はあらゆる場所・メディア・行為に浸透している。同時期に刊行された二つの特集は、「写真的なるもの」がつねに変容し、「写真」の本質を同定的に語ることの困難を示していた。

メディアアーティストや写真研究者、美術批評家といった、さまざまな立場の書き手から提起された写真論は、これまでの写真批評の流れと連動しうるのか。

横浜美術館で学芸員として「ロバート・フランク――ムーヴィング・アウト」展(1995年)や「中平卓馬 原点復帰―横浜」展(2003年)を担当、現在も第一線の写真批評家として活躍する倉石信乃を招き『ヱクリヲvol.9』から松房子、『パンのパン03』からきりとりめでるを招き、「いま、写真的なるもの」について議論する。

 

<予約方法>

①ヱクリヲWebから。
※ページ下部のフォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンにて送信して下さい。

②ヱクリヲTwitterアカウント(@ecrit_o)にてDMで予約受付。
※DMに「SCOOL写真イベント」「電話番号」「枚数」をご記入ください。

③info@ecrito.fever.jp にてメール予約受付。
※件名「SCOOL写真イベント」本文に「名前」「電話番号」「枚数」をご記入ください。

こちらからの返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、必ず事前にご一報ください。

 

〈登壇者プロフィール〉

倉石信乃(くらいし・しの)

明治大学教授。1998年重森弘淹写真評論賞、2011年日本写真協会賞学芸賞を受賞。主な著書に『スナップショット―写真の輝き』(2010年)、『反写真論』(1999年)、『失楽園 風景表現の近代 1870-1945』(共著、2004年)などがある。

松房子(まつ・ふさこ)

武蔵野美術大学映像学科卒業。批評誌『ヱクリヲ』編集部。暗室での35mm自家現像ほか、16mmフィルムを用いた映像作品を制作。オールピスト東京2016参加。ヱクリヲWebに写真論考「ランドスケープとしての写真展――「トーマス・ルフ」、「ロスト・ヒューマン」展から」、「イコン写真家――篠山紀信考」などを発表。

きりとりめでる

京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学修了。視聴覚文化の変容と伴走する美術作品をデジタル写真論の視点から 、研究、展覧会企画を行なっている。2017年に「渡邉朋也個展「 信頼と実績」」(artzone)。2016年に「フィットネス. | nss.show」(akibatamabi21)、「移転プレ事業 Open Diagram」(元崇仁小学校)など企画。2017年から美術系同人誌「パンのパン」を発行。著書に『インスタグラムと現代視覚文化論』(共編著, ビー・エヌ・エヌ新社, 2018年)がある。

 

〈会場アクセス〉
SCOOL
〒181-0013
東京都三鷹市下連雀 3-33-6
三京ユニオンビル 5F

三鷹駅南口・中央通り直進3分、右手にある「おもちゃのふぢや」ビル5階
地図:https://goo.gl/maps/yETihCH63Zz

 

〈申し込みフォーム〉


 

お問合せ:ヱクリヲ
メール info@ecrito.fever.jp