カメラに映ってはいけない男――濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』論
I wanna be famous, A star of the screen, But you can do something in between(私は有名になって、映画スターになりたい。それで、あなたには他にでき…
I wanna be famous, A star of the screen, But you can do something in between(私は有名になって、映画スターになりたい。それで、あなたには他にでき…
※本対談記事は『エクリヲ vol.13』「ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために」から抜粋掲載したものです ――前号の『エクリヲ vol.12』でポストクリティークについての特集を組みました。現代において批判/批…
2020年3月 Skype/Emailにて 取材・構成/大西穣 『あのこは貴族』の映画音楽制作 ――まず、今年公開の『あのこは貴族』(山内マリコ原作、岨手由貴子監督作品)の映画音楽は、ふわっと観客の無意識に響いてくるよ…
医療人類学者の北中淳子氏によると、現代はいわゆる「うつ病」の三度目の流行期だという。近代以降、この病を語る言説はそのあいまいな相貌を多種多様に変化させ続けてきた。かつては芸術家や知識人が罹る特権的な病とされていた「鬱」は…
Date: 2021 Februrary interview by email Interviewer: Joe Onishi ――For Japanese readers, tell us about yo…
Adrian Corkerはポストロックやエレクトロニカを独自に昇華したアートロックデュオCorker Conboyとして活躍後、シェルシやケージ作品を主軸に実験音楽のキュレーションを行い、自身のレーベルSN Varia…
【新刊のお知らせ】2021年、4月5日(月)以降、『エクリヲ vol.13』特集Ⅰ「鬱の時代へ――失調と回復の哲学」 特集Ⅱ「ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために」号を、お取り扱い頂く書店・映画館・美術館と通販…
作成:高井くらら、横山宏介、横山タスク、若林良 1970年代:ジャンプ黎明期――熱血と曙光 雑誌の創刊号(1968年8月1日)から月2回刊行の当時、マガジンとサンデーから10年遅れてスタートしたために、ジャンプはまだ雑誌…
「即興音楽」あるいは「インプロヴァイズド・ミュージック」と人が口にするとき、果たしてそれは具体的に何を指し示してそのように呼んでいると言えるのか。曖昧なまま言葉だけが先行して流通し、決して合意や相互理解に至ることのない自…
隕石衝突が生み出した泉「セノーテ」は、太古から現地の人々にとって貴重な水源として親しまれてきた。小田香による新作『セノーテ』(2019)は、彼女の名を世界に知らしめることになった『鉱 ARAGANE』(2015)と同様…