Interview : Charlie Looker talks about his musical experiments, the scene, and the latest album “Simple Answers”
Date: 2018 May 10th Place: West Village, NYC Interviewer: Joe Onishi ――How have you started music in …
Date: 2018 May 10th Place: West Village, NYC Interviewer: Joe Onishi ――How have you started music in …
聞き手・翻訳・構成/大西常雨 2018年5月10日 West Village, NYC 生粋のニューヨーク育ちで、実験的ギタリストとして出発しつつ、言葉と声をその表現手段として獲得し、極めて独自の立ち位置にいる音楽家チ…
大谷能生による『平岡正明論』が、ele-king booksより5月30日に刊行された。大谷能生にとっては『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』以来の、5年ぶりの単著になる。同書は、ジャズのみならず政治思想、第三世…
0、導入 今回取り上げる「深田晃司」で、連載「新時代の映像作家たち」が取り扱う作家は4人目になる。必ずしも明確な規定があるわけではないが、ここまで主に1980年以降生まれの日本の映像作家を取り扱ってきた。今回は少し趣旨…
……今、世界で最も注目すべき映画監督であるニコラス・ウィンディング・レフン。 本邦初の大特集を組んだ批評誌『ヱクリヲ』8号での執筆陣を迎えて、「N・W・レフン――拡張するノワール」特集を、さらにB&Bで大拡張しま…
深田晃司による新作『海を駆ける』(2018年)は『ほとりの朔子』(2014年)、『淵に立つ』(2016年)に続く「水辺」三部作ともいうべき作品となった。前二作が河辺を象徴的な場所として描いたのに対し、『海を駆ける』はまさ…
ニュー・ジャーマンシネマの巨匠フォルカー・シュレンドルフの新作『男と女、モントーク岬で』(2017)に描かれるのは、裕福な中年作家のロマンチックなラブストーリーだ。そう聞いて、ありふれたテーマにげんなりした方はもう少し…
五十嵐耕平監督作『息を殺して』(2015)を観ていて、どうしても拭うことができなかったのは、牛腸茂雄による伝説的な写真集『SELF AND OTHERS』のイメージだった。どちらもの作品も知っている人なら、このように言…
遠藤麻衣子という才能の前で私たちは言葉を失う。彼女の作品を見た者は高速で移り変わるヴィヴィッドなイメージと、声とノイズが混濁した音の奔流に圧倒されるだろう。それは鑑賞者に感じることを求め、「読む」ことを恐れさせる。彼女…
『TECHNOLOGY』のスチール写真に、女の顔が水の上に浮かんだ、幻想的な一枚がある――まるで「斬首」の光景のような【図1】。このニンフのごとき女がたゆたう水のほとりで、若い男がギターを爪弾き、歌っている。このアダム…